水道の供給について
やりまっせ大阪39号(2002年夏季号)
6月下旬に、千葉県にお住まいの主婦の方から生活用水に井戸水を使用してきたが突然、地下水が枯渇し井戸水が出なくなった、との相談がありました。
井戸水を飲用水などとして生活用水に使用する場合、保健所による水質検査のチェックはありますが、基本的に利用者の自由であり、今回のように地下水が枯渇したケースでは、利用者がさらにボーリングをしてより深い地下水脈から井戸水をくみあげるか、地域の水道事業者から上水道の供給を受けるかしか方法はありません。この方は、この際上水道の供給を希望しましたが、地域の水道事業者(広域水道企業団)からは、「工事完了まで2〜3ヶ月かかる」と言われ、これから夏を迎えるのに、生活する上で非常に不安があるとのことでした。
水道事業は本来、都道府県の認可ですが、今回のように広域でかつ利用人口5万人を超える規模のものは、国(厚生労働省)の認可となります。事業者には、住民が要望すればすみやかに水道を供給することが義務づけられており、こうした事業者の態度は住民サービスの視点が欠落していると言わざるを得ません。厚生労働省を通じ指導をお願いしたところ、なんと約2週間で工事は完了し、7月上旬に水道が供給されました。