パソコンのドット抜けは不良品じゃないの?
やりまっせ大阪45号(2005年新年特集号)
大阪の支持者の方から「最近、自宅用にパソコンを購入したがドット抜けが激しく、メーカーに問い合わせをしたが、誠意ある回答が得られない(要旨)」とのご指摘を頂きました。
現在、パソコンや薄型テレビなどに用いられている液晶画面は、ひとつの画面に600〜800万個ある小さな液晶パネルが通電することによって光の色を再現する仕組みになっていますが、その液晶パネルが一部光らなかったり、別の色を発したりする現象をドット抜けと呼びます。メーカーの取り扱い説明書に「ドット抜けは不良品ではありません。」とよく表示してあります。
経済産業省に問い合せた結果、液晶画面の製造技術は、世界最高水準の日本のトップメーカーであっても、一台の液晶画面を製作するのに、1万個にひとつの割合でドット抜けができ、完成した画面では数個から数十個のドット抜けが出来てしまう事、そのドットの抜け方の基準はメーカーの技術水準を示すことから、非公開となっていることがわかりました。
しかし、消費者の立場に立ってみれば製品を選択する上での判断材料や、万が一、画面が見づらい時の返品や保証の基準が判りづらいものです。
そこで役所の担当者に消費者保護の観点から「情報開示させるべき」と訴えたところ、その担当者は重く受け止め、直ちに経済産業省から電子産業の業界団体へ、各社のカタログ等への記載状況の調査と情報開示の検討が依頼されました。
近々、業界団体の会合において情報提供の在り方について問題提起される予定です。