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> 国から地方への税源移譲について
156国会 総務委員会 2003年01月30日
○山下栄一君 ただいまの質問に関連しまして私も一言質問をさせていただきたいと思いますけれども、地方財政改革にかかわる三位一体の話ですけれども、私、三位一体といっても、力点をちょっと、今のお話にもございましたように、強力に方針を出していかないと結局あいまいな結論になってしまうのではないかというふうに思っておるわけです。
骨太の方針、昨年の六月のに書いてございます文章を見ましても、交付税にかかわるところはたくさん書いてありますけれども、税源移譲というポイントのところが非常にやはり弱い書き方になっております。国庫補助負担金につきましても、数兆円規模の削減と書いてありますけれども、今の進行状況を見ましたら三千数百億円という、これも大事な一歩前進ではあると思うんですけれども、この夏に向けての改革というのは非常に至難の業であるというふうに思っております。
片山プラン、既に発表されておりますけれども、この一対一、税源の一対一ということをかなえるための体制のためには、私は総理のリーダーシップが不可欠だというふうに思いますけれども、それと同時に、片山大臣の迫力、更なる強化というか、これは非常に大事だというふうに思うわけです。
特に、国庫補助負担金の問題につきましてもなかなか進まないと。特に、税源移譲についてはいま少し、道路にかかわる地方譲与税の分の譲与率引上げの話がありましたけれども、これも本格的な部分の地方税への強化というふうになっておらないというふうに思うわけで、特に税源移譲にかかわる部分の具体的な、はっきりとした改革のための、何が大事なのかと、体制なのか、内閣のリーダーシップの問題なのか、その辺のことを、決意も含めてお聞きかせ願いたいと思います。
○国務大臣(片山虎之助君) 三位一体の中で我々が一番ポイントは税源移譲なんですよ。税源移譲をやるために国庫補助負担金を整理合理化したい、地方交付税を見直してもいいと。こういうことが、税源移譲ですが、やっぱりここが一番大変なんですね。これは国税当局は死に物狂いですよね。もう長い間ずっとこういう税体系にしてきましたし、国の財政は御承知のとおり決して良くありませんから。
ただ、この前、政府の税調の第一回目の総会がありまして、総理と財務大臣と私が出たんですが、総理は、是非国から地方への税源移譲をやってくれと、はっきりあいさつで、お役所が書いたやつよりずっとはっきりそういうことを言いましたよ。だから、政府税調でも本格的に取り上げると思いますね。
それから、税制は、皆さん難しいように、各党に相当権威ある税制調査会がありまして、各党ごとに、そこでも十分な御議論をいただかなきゃいかぬものですから、その辺は政府・与党挙げて議論をして合意形成をしていくということでなければなかなか私は進まないなと。各論になると、例えば補助金をやめるというて、各省には一つの補助金で一課ありますから、もう大変ないざとなると抵抗になるんですよね。
そういうことの中で、しかし閣議決定を二回もして、やるといって、夏までに工程表を作ってやるということを決めているんですから、是非いろんな調整や説得をしながらやってまいりたいと、こう思っておりまして、そういう意味では地方の方にもそれだけの自覚と覚悟を促さなきゃいかぬと思っているんです。
補助金もらった方が楽ですし、交付税が一番いいんですよ、地方は、自分で税金取るより楽ですから。しかし、そこはやっぱり自分でちゃんと自前のお金を取っていくということを、もう補助金依存しない、交付税に頼らないと、こういう本当の自立する、そういう姿勢を是非お願いしたいと地方六団体にも私言っておりまして、一生懸命やりますので、どうか与野党超えての御支援をよろしくお願いいたします。
○山下栄一君 各論は本当に極めて難しいということはよく分かっておりますけれども、党の立場からもしっかり発言していきたいと思っております。
以上です。