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主な政策提言


主な政策提言 > 改革の山下 > 新たな行政監視システムの構築に向けて

各方面から冊子「新たな行政監視システムの構築に向けて」に対して、ご感想・ご意見が寄せられていますのでご紹介致します。


○中島 忠能 元・人事院総裁

 国民の誰もが「国会議員は使命感をもってその職責を果たすべきである」と思っている。その職責とは何か。その一は、国家意思の決定。その二は、機関意思の決定。しかし、行政分野で不祥事が多発している現況を考えれば、国会の行政監視機能は、前二者に劣らず重要になってきている。
 この度、山下先生が使命感を自覚したうえで、心血を注いで調査し、国会で質疑を繰り返して取り組み、その全貌を解明、防止策を提言された事件がある。47都道府県にある国の「労働局」における裏金づくりとその不正使用の実態解明である。裏金が多額であること(78億円)、そして多種多様な支出項目にわたり不正経理が行われたことには、ただただ驚くばかりである。
 山下先生がすごいのは、この「悪質」さを解明したうえで、事件の事前、事後において、厚労、総務、財務の各省、会計検査院、人事院、検察庁等が「著しい機能不全に陥っていること」を関係法律を掲げながら、指摘しておられることである。
 私が感心するのは、事件の解明と責任追及よりも、むしろ再発防止策を具体的に提言されていることである。そして「内閣に対する警告決議」(参議院決算委員会)へと結びつけておられることである。
 ただ、この決議を受けて内閣がどういう措置を具体的に講ずるかが、今後注視されなければならないが、もし不十分な措置に終わった場合、国会として、また、山下先生の所属する公明党として、山下先生の情熱に応えるために、どういう手を打つのか。政治の良心と力量が問われる。

○梶田 叡一 兵庫教育大学学長

 行政官庁の不正経理がまだこんなにはびこっているのかと驚きました。
 チェックシステムが十分に機能していない点を含め、都道府県労働局の場合も社会保険庁の場合も、同じような「ゆるみ」「無責任」「官職の私物化」等々の腐臭を感じます。内部でのチェックシステムの確立と同時に、議会によるチェックの重要性を痛感しました。山下議員のような方が、まさに国民の代表として、目を光らせていくことが不可欠です。
 これと同時に、日本の公務員システム(国も都道府県も市町村も)を抜本的に再検討する必要性も改めて痛感させられました。
 キャリアシステムの廃止をめ、公僕としての自覚を深めるための研修の充実など、官庁職員のあり方そのものが問題にされなくてはなりません。誰のために仕事をしているのか不自然な幹部の答弁を読ませていただき、このままでは日本は駄目になるとの思いを強くしました。

○山本 清 独立行政法人 国立大学財務・経営センター教授

 「新たな行政監視システムの構築に向けて」を拝読いたしました。
 山下先生の御主張にほとんど同意します。
 決算と予算の連携、国会と行政の関係の適性化を図らねばなりません。
 多くの政治家、国民の関心が深まるよう、小生も微力を尽くします。
 ありがとうございました。出張でお礼が遅くなりました。

○古川 敦 香川短期大学教授

 ご著書、拝受致しました。大変ありがとうございます。
 行政に関してはほとんど勉強していませんので、適確なコメントはできかねます。ただ、行政は、やはり、「官が上で民が下」になる「構造的暴力」の仕組みにほかならないということを、改めて痛感させられた次第です。それゆえ、改革を前進させようとすればそれだけ、大きな矛盾が立ちはだかるにちがいありません。
 かつて、次のような記述に遭遇したことがありました。そもそも、会計検査院は、会計を担当する役人の不正を暴くものであり、会計そのものの適格性を監視する機関ではありえなかった、というのです。あきれはててしまいました。
 具体的な数字を評価しうるほどの知識は持ち合わせておりませんが、とにかく、「人民のための行政」を目指す闘いに、衷心より敬意を表させていただきたい、と思うばかりです。

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